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コロナから学んだ事。ハムスターにはならない事。

はーい。ドイツも連日コロナのニュースばかりです。ドイツも日に日に感染者が増えてきています。この状況下の中、必死に戦ってくれている医療関係の人達や、スーパーで働く人たちに感謝し、一刻も早くこの状況が回復するのを願うと共に、自分自身が感染、感染源にならないよう気をつけたいと思います。皆さんも気をつけながら、だけど恐れ過ぎず、情報に流され過ぎず頑張りましょう。

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僕達は今、コロナという大きな歴史の1ページの中にいて、ゴールの見えないレースを世界中のみんなと共に戦っています。コロナによって受けたダメージは計り知れないけれど、コロナによって学んだ事も間違いなくあって、今回はコロナを通して見えたこっちの部分について書きたいと思います。

 

 

・人の健康より大事な物は無いということ

・1人のアジア人=アジア人代表ということ

・情報の取捨選択と信頼出来る情報源を確保すること

・食品の保存方法を知っておくこと

・ハムスターにはならない事

・複数の収入源を持っておくこと

 

 

・人の健康より大事な物は無いということ

僕にとって”サッカー”は1番大事です。これを聞いてサッカーをやってない大半の人が、何言ってんだこいつって思うかもしれません。しかしサッカー本気でやってる人、サッカーで海外に来た人、高校・大学サッカーでプロなりたいと思ってる人からしたら本気でそう思ってるんです。そういう選手がプロサッカー選手になって活躍するんだって本気で思ってるんです。

だけど、この前リバプールの公式サイトにファンに向けてユルゲン・クロップ監督がこう述べていました。

『フットボールは重要ではない事の中で1番重要な事であり、今日ではフットボールは全く重要な事ではない。』

『もちろん私達も空っぽのスタジアムで試合したくないし、試合を中止にしたくはないけれど、1人の、たった1人の健康がこれをする事によって守られるなら、サッカーは比較することすら出来ない。

※英語をドイツ語に訳してそれを日本語に意訳してます。

この他にもサポーターに向けてのメッセージを述べてましたが今回はこの2つの部分を抜粋させてもらいました。

限りない情熱と愛でフットボールに全てを注いでると言っても過言ではないクロップ監督ですが、フットボールよりたった1人の健康を守る事が遥かに大事であり、むしろそんなもの比較する必要すらない。と言っていて改めて自分や家族、友達、生きてる人全員が健康であることの重要さを認識しました。

当たり前っちゃ当たり前なんですが、人が健康である事、人の健康を守る事、これ以上に大切な事なんてないのでしょう。

・1人のアジア人=アジア人代表ということ

コロナウィルスは中国の武漢から発症して今では世界中を大混乱に陥れていますが、その影響はシンプルに人々の健康に影響を及ぼしているだけでなく外国人として海外で生活しているアジア人の生活にも大きな影響与えています。

僕も知らない人に声かけられて振り向いたら、口を押さえながら『コロナ、コロナ』とからかわれたり、電車に乗ったらあからさまに嫌な顔されたりしました。オランダでは日本人の子供が、現地の子供達に『コロナ チャイニーズ ファック』など言われながら殴られる事件などが起きました。ヨーロッパに住むアジア人で、コロナ絡みで何か暴言を言われたり、実際に手を出されたりした経験がある人は少なくはないでしょう。

(ちなみに僕の周りのドイツ人をはじめ、色んな外国人の友達で差別するような人は全くいません。ヨーロッパに住む人々の大多数は差別や暴力を振るうような人ではないです。たまたまその少数に出会しただけです。)

1人のアジア人の行動が、他のアジア人に大きな影響を与えます。

もし、僕がコロナにかかったとしましょう。ドイツでは3月21日の時点で22,213人の感染者が確認されています。つまり、僕は22,213分の1のコロナ感染者になります。

しかし、同じ1でもドイツに住む日本人がコロナにかかったとなると話が違います。『ドイツ国内で日本人がコロナにかかった』これだけで、他の日本人の方だけでなくアジア人の方達が普段の生活で被害を受けたり、生活しづらくなる可能性が上がります。

つまり、ドイツに住む1人の日本人・アジア人がコロナにかかった=ドイツに住む全てのアジア人がコロナを持っている と捉えられます。

これは大げさのようですが、そうなんです。例えば日本国内で中国人の爆買いやマナーの悪い行動をニュースで見たり、実際生で見た人は『中国人はマナーが悪い・ルールを守らない』と思ってる人がほとんどでしょう。見たのは全体の内の一部だけど、その一部が全部になってしまうんです。

僕たち日本人にとって、中国人・韓国人・日本人をぱっと見でも区別できますが、外国人からしたら全員同じように見える場合がほとんどです。彼らからしたら誰が日本人で、誰が中国人で誰が韓国人なんて風には捉えてなくて、全員同じアジア人として捉えます。

その人が日本人だと分かると、ドイツ人だけでなく色んな国の人から良くして貰えることが多いです。それは、日本の漫画やアニメ、食事、時間に正確な所などの文化や伝統を今までの日本人の方達がちょっとずつ残していってくれたおかげであります。

自分の身をコロナから守るだけでなく、他の日本人・アジア人の安全・生活を守るためにも、手洗いうがい、換気やよく食べてよく寝るなど健康に気を遣って生活したいと思います。

・情報の取捨選択と信頼出来る情報源を確保すること

先日、こんな事がありました。

ケルン在住の日本人のサッカーLINEグループに

『ドイツ人の友達からの情報で、明日の13時からスーパーが2週間近く閉まるみたいだから、食料品買いに行った方がいいよ!』

と連絡がありました。

実際にドイツ人がその内容を話してる音声付きで送られてきて、そのドイツ人はめちゃくちゃ真剣に『これはふざけじゃないから真面目に聞いて欲しい』と言っていました。

もちろんこれはフェイクニュースだったんですが、僕も最初は余りの真剣さにびっくりして、スーパー行かなきゃなんて思ってました。

他の友達とこのLINEの後に、電話で『イタリアでさえスーパーと薬局は空いてるんだから、そんな事はないよね』と話し合って流石にフェイクだろうとは思っていましたが、実際不安でした。

フェイクニュースのたちの悪い所は、みんな良かれと思って他の友達に広げていくところです。

今回はスーパーマーケット関係のフェイクニュースだったのでまだいいですが、これがもし『コロナにかかった場合、本当は摂取しちゃいけないのに、これを摂取したら治るというようなフェイクニュースが流れたら大変です。

SNSやネットが急速に発達した現在は、嘘でも本当の事でも情報が瞬く間に拡散されます。そして、残念な事にそれを楽しむ人間や自分の利益の為に利用する人がいる事も事実です。

信頼出来る情報源を確保し、情報の取捨選択を日頃から出来るようにしておくべきでしょう。

・食品の保存方法を知っておくこと

これは、もうシンプルです。

感染病を予防する上で、栄養のある物をしっかり摂るという事は必要不可欠です。その為には、保存の効く冷凍食品や缶詰、カップラーメンなどの食品だけでは不可能でしょう。その為、野菜や肉、魚などを買って料理する方が栄養的な観点で見ると間違いなくいいでしょう。しかし、冷凍食品などと比べて保存が効きません。

一回の食事で使い切れなかった食材を長期保存しておく方法を知っておくだけで、無駄が省けるだけでなく、食料不足などに恐れる必要もなく栄養をしっかり摂れるので、知っておいて損はないでしょう。ちなみに僕は楽しみにしてた特売のいちごが冷蔵庫で腐ってるのを見て崩れ落ちました。皆さんの保存方法教えてください。

・ハムスターにはならない事

ハムスターになるなって何?と思うかもしれませんが、つまりこれは買い占めするなって事です。

ドイツ語で、買い占めする人の事をHamsterkauf(ハムスターカウフ)と言います。(Hanster ハムスター+kaufen 買う という単語を組み合わせたものです。)

語源としては、ハムスターが食べ物をほっぺにたくさん貯める所から来てるらしいです。

日本でも買い占めが問題になってるようですが、ドイツでもコロナの影響でパスタや僕も良く買うミルヒライスという米、小麦粉などが中々手に入らない状況です。 消毒液やトイレットペーパーのハムスターが起きています。

上のようなかわいいハムスターなら、『もう。わがままだなあ♡』と許されるかもしれませんが、現実は非情です。強靭なフィジカルと共にトイレットペーパーを奪うその姿はまさに野獣です。

10人の人が100ケースのトイレットペーパーを買うよりも、1000人の人が1ケースのトイレットペーパーを買う事が出来た方が、より多くの人達のお尻が救われます。

10人が100個の消毒液を買うよりも、1000人が1個の消毒液を買う事が出来た方が、間違いなくより多くの感染を防げるでしょう。

そして、人は何かが手に入らなくなった途端に、あたかもその物が今すぐ手に入れなきゃ死んでしまうかのように振る舞います。

別にパスタが無くても、パンはあるし、米が無くたっても死ぬ訳ではありません。

トイレットペーパーだって無くても手と水でいけると思いたいですけど、それは勘弁して頼む。

何かが手に入らない不安は人間に強いストレスを与えて、それは争いを生みます。そして、本当に必要な人に必要なタイミングで供給出来ないのは、非常に悲しいし残酷です。トイレットペーパーが日に日に減っていくのを見るのはおしりが痛みます。

こういう時こそ、自分がハムスターになるのではなくて、節度を持って行動したいと思います。

・複数の収入源を持っておくこと

これは、特にサッカー留学、語学留学しに来てる人達に当てはまります。自分もこれに当てはまります。

僕は現在、生活費の60%をサッカーでの給料、残りの30%をコーチの給料+10%を週一の日本食レストランの給料で賄っております。

しかし、現在、サッカーは中止になり、子供の練習も中止、そしてケルン市内のレストランは持ち帰り以外は営業禁止なので、僕のレストランは営業しておりません。

つまり、収入源が無いということです。

一応、契約上はサッカーチームから給料を振り込まれる予定ですが、ドイツ下部リーグでは給料が入らないなどの場合も考えられます。

コロナで働けない期間は確実に赤字です。口座と睨めっこの生活がまた始まっております。(昨シーズンはサッカーでの給料がほぼ無かったので、金銭的に厳しくて練習後に*ペットボトル集めたりして本当にギリギリの生活してました笑)

*ドイツはペットボトル1本=25セント(約30円)で交換できます

ちなみにペットボトルは結構ばかにならないのでドイツに住む予定のある方はしっかり集めるのをお勧めします。

 

お金は決して人生において一番大切なものではないけれど、お金が無いと生活が大変なのも、精神的にプレッシャーがかかるのもまた事実です。

仮にアルバイトで生計が建てられたとしても、ドイツにサッカーで上を目指して来てるのに金銭的に苦しいため、サッカー以外のほとんどの時間をアルバイトに費やし、いつしか生活がアルバイト中心にならざるを得ない人も多々見てきました。

もし、働き先がチームのスポンサー企業とかでドイツ語を使うしかない場所なら話は別ですが、基本的にドイツ語がある程度出来ないと日本食レストランでしか雇ってもらえず、結局国が変わっただけでほとんど日本と変わらないなんてことにもなります。

もし、他に収入源があれば„お金で時間を買えます”

語学学校に行ったり、ジムに行ったり、無農薬の食品を買ったり、サプリメントやプロテインを買ったりも出来るでしょう。

 

このブログにも沢山広告が貼ってあり鬱陶しいと思いますが、これは天下のグーグル様から出されている広告で、クリックされると僕にお金が少しだけ入ってくる仕組みになっています。お許しください。

今ではSNSの進歩と共に、ブログを通したり、YouTubeだったり、いろんな方法で収入源を持つことが出来る時代です。人を欺いたりしたり、そっちが中心になってしまったら元も子もないのですが、自分のやりたい事をやる為に他の収入源を持っておくことも大切でしょう。

 

そうですね。このブログを運営するのに月980円掛かってるので大幅赤字です。